くたくたくブログ

都内在住。某国立大学文系。

人間は生まれながらにして醜いのだ

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この世に存在するほとんどの人は人との関係を縦の関係で築いているに違いない。

自分もつい最近までそうであった。

 

人間は生まれながらにしてとても醜い。残念ながら。

 

容姿のいい人を見ればすぐに欠点を探し、見つけて安心する。

あいつもダメなところあんじゃん、と。

 

容姿、学歴、経済力で他人を見下したり、媚びてよい扱いを望む。

見所と野獣カップルを見てあいつなら俺の方がいけてるとか正直自分もよく思っていた。

 

そして、他人の幸福をさも自分の負けのように感じることで、祝福できないどころか、妬んだりまでする。

 

なんと醜いのか。そして愚かなのか。

 

自分のあらゆる面をすべて他人との競争にさらしているのだ。

他人を落とすことで自分が優位だと感じる。

 

これらはすべて他人との関係を縦の関係すなわち優劣の関係で結んでいるのが原因だ。

 

他人を違いはあれど本当に対等に扱う人を見たことがない。

 

「なんであいつが」

「あいつより」

「あいつだからいっか」

 

こういう思いになったことはないだろうか。

これもすべて縦の関係を結んでいることからだ。

親と子も友達もだ。

 

ではどうするのか?

それらの関係を横の関係にすればいいのだ。

 

すなわち相手が誰であろうと、自分とどんな違いがあろうとも

対等に扱うのだ。

 

対等に扱うとはどういうことか?

具体的に言えば、叱らない。ほめない。の二つである。

 

これらは上のものが下の者に対してすることだからだ。

 

叱らない。褒めない。ではどのようにするか?

自分が相手をある程度導くこと

すなわち親が子に勉強をするべき理由や目的をきちんと伝え、それを全力で支援する意思を見せる。子が勉強するかは子が決めることだ。

子の人生だからだ。

 

もう一つは感謝を言うことだ。

感謝を言われることで他人への貢献を感じることができ、幸福感を感じられるのだ。

 

会社の上司とかも対等に扱うのか?!と反論されそうだが、その通りだ。

目上の人に対して敬いはするが、人間としては対等なのだ。

思ったことは伝えてもいいし、意見すべきなのだ。

 

他人との関係を横にすることはとてもじゃないけど難しい。

現に自分が躓いてる。

今まで変な奴らを見るたびに

「低学歴が。。」

「かっこよくもねーくせに」

とか目も当てられないほど醜かったのだ。

 

そんなにすぐは変われない。

だが、醜い自分を受け入れた。

それが自分なのだ、と、。

だが変わりたいと同時に思った。

 

可愛い彼女を作った友達を心から祝福したいとも。

 

これは「嫌われる勇気」をよんで思ったことだ。

ぜひ読んでみてほしい。