モブ大学生がモテ始めるまで④
こんにちは、くたくたくです。
とういうことで今回もモテポイントを紹介するとともに自分の体験を語っていきましょう。
その前に、
でははじまり～。
水野のアドバイスを忠実に従い、あか抜けを達成し、大学デビューの一歩を踏み出した。
だが、問題があった。
①、②などで先輩に話しかければよかったのか？とか言っているが、
実のところ、高校は男子校で、塾も映像授業だったため、中学以来女子とは一回も話していない。
母上くらいである。。。。
さて、これは大きな障害となった。
話しかけられても童貞特有の
「あ、、うん」
みたいな返事ばっかりしか言えず、相手をとことん困らせることとなった。
男子とは楽しく会話していたのも相まって
くたくたくホモ説が噂となった。
山田には
「俺もう大学デビューよさげなのになぁ。
そんなしゃべれないとは笑」
正直、仲がいいからここまで言えるのであるが、これにはイラっとした。
俺のやる気に火が付いた。
とりあえず、どうやったらなれるのか？
今までの経験上何かになれるには慣れるまでずっとやる以外なかった。
あーーー。自分から話しかけるしかないのか。
とりあえず、サークルの人に片っ端から話しかけて、話す話題・笑うところ・いい反応を徹底的に調査した。
もう失敗の嵐だった。
最初は天気のことばっかり話してたし、話題が変わっても正直、俺の専門外の話ばかりでついていけなくなり、そろそろ用事だわ、とない用事をあたかもあるように装い、走って逃げたりもした。
そもそも俺は流行っているものが好きじゃなかった。
みんなして同じ格好したり、同じものを食べたり、飲んだりとしているのをくだらないとバッサリ切っていた。
王道とかそういうものにはどうしても嫌悪した。
ノットノーマルが常に好きだった。
だが、相手との関係を良くするうえで共通の盛り上がれる話題がないとどうしてもうまくいかなかった。
唯一うまく会話がいったのは筋トレ好きのみーちゃんという子だけだ。
女子30人くらいいるのにね。。。
その日から、トレンドニュースを見たり、インスタで何が流行っているか調べ、話題作の映画とかを見始めた。
一か月くらいたつとだいたい話題が合うようになった。
山田がうまく女子と会話する流れを作ってくれ、幾度となく、会話が途切れること＝失敗を体験し、サークルの女子とは男子と同じように話すことができるようになった。
女子とほんとに話せないのかよと思うかもしれないが、こっちとしては大まじめな悩みなのだ。
～Point～
女子と話す話題がわからなければ流行りのもの、話題作を調べて話すと楽！！
慣れるまでトライするしか道はない
女子とついに話せるようになったが、恋愛についてはてんでだめだ。
彼女は中学に告白されて流れで付き合った二人だけで、何もすることなく別れた。
彼女を作るのが俺の目標なのだ。
よし、モテ男の水野に聞こう！！
水野に頼んで時間を空けてもらうこととなった。
今回も水野のとってくれた店でご飯を食べることになった。
お店は”権八”という丼もの屋さんでとてもおいしいところです。
「今回はどうした？」
知っている女子には慣れたけど、恋人作るとなるとどうするんだ？
「あー。そういうことね！
んなら、もっと恋愛的に女子に慣れるべきだね」
ん？？？恋愛的に？？
「今の段階だと友達作るまでしかできないでしょ。
だから、相手を異性と意識し、異性と意識させることができるようにならないとね！」
「よし、じゃあ本気で恋愛成功させる気はある？」
・・・・・もちろん！
「じゃあ、マッチングアプリやろっか？」
？んんんん？？なんでだ？
ってかマッチングアプリってあんま知らない。。
「やっぱ、やってないのか。なんか俺の友達にも多いんだけどなんでかね～。
恋人ほしいとか言うくせに俺が紹介できる子今いないから、マッチングアプリやればっていうと、それはないとか言ってくるんだよね～～。」
お、まさにオレカ・・・・
「そもそも大学生になったからって自分で増やそうとしない限り、出会いなんて増えないよ？！
よく大学生になったら恋人出来るだろって思ってる方とかいらっしゃるけどさ、まあ無理だよね。
結局大学内で3割強くらいしかいないわけで、結局高校とかとあんま変わんないよね。
恋人出来る人は昔からできるし、できない人はできないよね。。
だから、ほんとに作りたいなら頑張んないとね！
特に恋人いない歴＝年齢の人とか特にできる気配ない人ばっかだよね～。。」
～Point～
大学でも自ら出会いを増やそうと努力しなければ増えることはない。
年齢＝恋人いない歴はやばい
やるしかない。。。か。
マッチングアプリはいい練習台ってことか。
「マッチングアプリでやるのが最も効率的だね
んじゃあ、今日から彼女とグアム行くんだわ！んじゃ、今回はここまでね
ばいば～い！
今日はおごりで！ありがとね～」
有無を言わさず、キラキラの笑顔で帰っていった。
あの笑顔に落とされるんだろうなぁ～。。
彼女何人かいるって噂で聞いたけどね笑笑
家に帰る東急東横線のなかでそっと、マッチングアプリをインストールした。
～つづく～
