くたくたくブログ

都内在住。某国立大学文系。

ロープウェイで吹き飛ばされた話(日本新三大夜景:北海道)

夏休みに北海道に行ったのだが、そこで事件は起きたのだ。

北海道のほかの話については書いてあるのでぜひ読んでほしい

 

 

www.taku-record.com

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二日目に藻岩山という日本新三大夜景の一つの山に夜景を見に行くことになっていた!

 

俺の知っている日本三大夜景は北海道(函館山)、神戸(掬星台:きくせいだい)、長崎(稲佐山)の三つだったのだが、何年かに一度更新されているらしく、今は日本新三大夜景として新しくなっていた。それが札幌市、長崎市、神戸市だったのだ。

 

まさしく今回行くときは知らなかったのだが、日本新三大夜景に登録された藻岩山だった。

藻岩山展望台に行く方法は2つあり、

一つ目は山のふもとに車を置き、ロープウェイに乗って、そこからさらにゴンドラに乗り換えて頂上に行く方法。

二つ目は山の中腹まで車で行き、そのままゴンドラに乗る方法だ

つまりロープウェイに乗る方法と・乗らない方法があるのだ

 

今回は初めは車で中腹まで行こうとしたのだが、意外と山道が暗いため安全のためにロープウェイで行くことにしたのだ。

 

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日本新三大夜景と書いてあったときはめっちゃうれしかった。笑

トップに選ばれている風景などを死ぬまでに全部見に行くという野望があるからだ

正直函館山が好きだったため今回外れたのは不満があるが仕方ない。

ロープウェイも結構しっかりしていたので、安心して待っていた。

 

「時間に遅れた人の夜ご飯のお肉の枚数は二枚減るわよー!!しっかり帰ってきてくださいねー」

とよくわからないバスツアーガイドのおばさんが声高らかに叫んでる

 

(何外人(中国人)のツアー参加者に日本語でしょうもないこと言ってんだよ笑シーンってなってるじゃん)

なんて思ってた。

 

ついにやっと上に行ける。

夜は意外と混むのだ。

乗っていると

「あと三人でーす。詰めてくださーい」

バスツアーのガイドのおばさんの声

(いやいや、ロープウェイの人に任せておけよ笑)

悪い出しゃばりはめんどくさい。。。

 

やっと乗せ終わったようだ。

発進する・・・

徐々に高度は上がって夜景が見えてきた。

「おぉぉーー」

どこからともなく歓声が上がっている。

 

俺はひねくれているので頂上で見たいと思ったから後ろを見ないで前を見ていた。

残りちょっとになったその時

 

ドオオーン

「キャーーーー」

 

ん?

その瞬間体が宙に投げ出された

なんとロープウェイが急停止し、大きく車体が前に投げ出されたのだ。

かなりのスピードで上がっていたため、遊園地のアトラクションなみに揺れた

 さすがの俺も硬直

(死ぬんじゃないか、このまま落ちて死にに行くのではないか?)

と思っていたがバスツアーガイドのおばさんの声で本調子に戻る。

いつもうるさい人だ。


 

次の瞬間

「けがの方はいませんかーーー??」

とバスツアーのガイドのおばさんの声がした。

「口から血を吐いてるじゃない!」

(それはやばいだろ・・・)

 

バスツアーのガイドの次の一言に絶句した

 

「原因がわかるまで動かさないでください!!!」

 

ん???)

(状況わかってなくない??今宙ぶらりんで揺れてて落ちるかもしれないぞ。。

しかもけが人いるのにはやく上につくべきだろ)

 

これにはあきれすぎて何も言えなかった。

ロープウェイの担当者が管制室に連絡を取り、バスツアーガイドをなだめたおかげで動かずことができた。

 

しかも血を吐いたじゃなくて、唇を切っただけだし、正確な情報伝えんと混乱するだろーと思った。

 

原因は安全装置の誤った反応といっていたが、正直あのガイドの人が詰めすぎたのではないかとにらんでる笑

 

とりあえず、今回の話では自己中のガイドのせいでいろいろと時間がかかった。

緊急停止は正直死んだかと思うほど怖かった。

こんな経験は二度とない気がする。

(次起きたらほんとに死にそう)

 

 

そのかわり夜景は驚くほどきれいだった

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(ちょっとだけ藻岩山の良さを語ろう)

 

空気が澄んでいるためかなり遠くまで見ることができる。

さらに全体を見渡せるためいろんなところを見ることができる。

カップルがうらやましくも感じた。

次は彼女と来たいものだ。

 

正直事故に対して俺らができることは少ない。

ただ、余計なことをしなければ時間のロスはなくなり、作業の効率は上がる。

 

ロープウェイの人に対して怒鳴っても何の意味もないのだ。

現場を混乱させるような発言もやめるべきだ。

 

 

騒ぐのではなく、状況把握を最優先にし、自分のすべきことをする。

それを身にしみて感じた出来事だった